新生「鶴丸」初めて函館に
update 2011/4/19 10:27
日本航空(JAL)が創業当時の原点に立ち返る決意で本年度採用したロゴマーク「鶴丸」を尾翼に描いた機体が18日、初めて函館空港に入航した。胴体には東日本大震災の被災地を激励する「がんばろう日本」の言葉も記されており、約40分間駐機した。
鶴丸は1959(昭和34)年の国際線開設などの時代に採用され、同社を代表するマークとして親しまれてきた。今回、会社更生を経た同社が創業当時の精神に立ち返ろうと再び採用し、機体整備に合わせて順次塗り替えている。現在2機あり、合わせて「がんばろう」を描いたのは1機のみ。
機体は羽田―函館の往復便で使用され、午後7時5分に77人を乗せて到着した。同45分発の便には61人が乗り込み、同社函館支店の職員らは搭乗口で「ご搭乗ありがとうございます」の感謝の言葉とと鶴丸を描いた横断幕を掲げて見送った。
同支店の佐藤守孝支店長は「原点に戻り、ご迷惑をかけた世間に恩返しをするつもりです」と話していた。鶴丸の機体は順次増やすといい、函館―羽田便では今後も登場する予定。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。