函館市長選きょう告示 24日投開票

update 2011/4/17 12:39


 統一地方選後半戦となる函館市長選と函館、北斗両市議会議員選が17日告示される。函館、北斗両市役所で午前8時半から立候補を受け付け、24日の投開票日まで激しい舌戦を展開する。経済・雇用対策や財政再建、少子高齢化対策などのほか、2015年度の北海道新幹線開業に向けたまちづくりも大きな課題となっている。(統一地方選取材班)

 函館市長選に立候補を予定しているのは、五十音順に、無所属新人で前函館市副市長の工藤寿樹氏(61)と、無所属現職で2選を目指す西尾正範氏(62)の2人。07年の前回と同様、現職と前副市長の争いとなる。

 工藤氏は09年末に副市長を辞職し、昨年11月に出馬を表明。辞職時から一貫して西尾氏の市政運営に対する批判を展開している。求めていた政党推薦は得られなかったが、商業団体や建設業界などが推薦。知名度不足をばん回できるかが鍵を握る。

 西尾氏は今年1月に2選出馬を表明。4年間の実績を強調するとともに、工藤氏の批判にも公開討論会の場などで反論を強めてきた。前回同様に政党推薦に頼らない選挙戦に徹する構えで、水産業界や教育団体が後押し。浮動票や女性票の獲得に力を注ぐ。

 また、両陣営とも東日本大震災の被災者に配慮し、市議選各政党の自粛に合わせる形で遊説時間を午前9時から午後6時までに短縮する。

 函館市議選(定数30)は今回から全市域対象の選挙戦に戻り、現職24人、元職4人、新人9人の計37人が立候補を表明。北斗市議選(定数22)も前回設けられた旧上磯、旧大野の選挙区がなくなり、全市域が対象。現職21人、元職2人、新人4人の計27人が出馬する見通しだ。

提供 - 函館新聞社


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