函館山登山道が開通
update 2011/4/16 15:28
新緑の春、満喫―。冬期間通行止めとなっていた函館山登山道(道道立待岬函館停車場線)が15日午前11時に開通した。ゲートが開くと、この日を待ち望んでいた多くのドライバーが一斉に車を走らせ、芽吹き始めた色鮮やかな風景を楽しんだ。
ことしも4月の降雪の影響はなく、開通は例年並み。天候にも恵まれ、函館市青柳町5の登山ゲートには、開門を待つ約10台の車列ができた。ドライバーには青柳町会から、「無事に帰る」の願いを込めた手製のカエルのお守りが手渡された。また、乾燥時期で山火事が懸念されることから、同市北消防署員や元町防火クラブからも約15人が参加し、パンジーの鉢植えや防火啓発資材を配布した。
今回の一番乗りは午前7時から並んだという北斗市の会社員、山本博幸さん(40)。今回で3回目の一番乗りを達成した山本さんは「びっくりしたが、とてもうれしい。早く景色を楽しみたい」と笑顔だった。
同登山道は夜景見物での混雑解消のため、バスやタクシーを除く一般車両を25日から10月15日までの期間、午後5時から同10時まで通行禁止とする。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。