大震災 渡島の漁業被害 道内最大141億円
update 2011/4/16 15:28
道は15日までに、東日本大震災に伴う道内の漁業被害額をまとめた。概算で255億5155万円に上り、噴火湾を中心に、津波で養殖施設が被害を受けた渡島は、141億7338万6000円と道内で最大。3月17日に発表した渡島の被害額は105億円だったが、ホタテやコンブなどの漁獲被害が加わり、当初の予想を上回る被害額となった。桧山は被害ゼロだった。
各漁協への聞き取りでまとめた。渡島で最も被害を受けたのは八雲町の106億3806万1000円。内訳はホタテ養殖施設が65億6955万円、ホタテそのものが37億9128万円、4漁港で2億5873万円など。
次に被害が大きいのは長万部町の15億3118万9000円。森町は10億474万円、鹿部町は7億5759万3000円、函館市は2億79万9000円、北斗市は2993万円、木古内町は802万5000円、知内町は296万9000円、松前町は8万円だった。
渡島総合振興局水産課は「今後さらに精査することで被害額が多少変わってくるかもしれない」としている。
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