函館の沈滞ムード打開 垂れ幕や横断幕など制作
update 2011/4/15 10:08
東日本大震災による沈滞ムードを打開し活気づけようと、函館屋外広告業協同組合(福嶋聖理事長、26社)は「がんばれ東北!ガンバレ函館!頑張れ日本!」とデザインした垂れ幕や横断幕などを制作し、応援キャンペーンを行う。制作などの経費は同組合がほぼ負担し、企業や団体などにも費用の一部を出してもらい設置協力を呼び掛ける。15日、観光客の玄関先となる公共交通機関の施設に設置する。
同組合は上部団体を通して被災地の支援金を拠出したが、屋外広告業として何かできないかと内部で協議した結果、キャンペーンの実施を決めた。最初に協力を呼び掛けた公共交通機関も快諾。一部の企業や商店組合なども趣旨に賛同しているという。
横断幕などは国旗の日の丸の赤を基調としたデザイン。白の余白部分には同組合と掲示を受け入れた団体名が記される。サイズは長さ10b、3bのものやフラッグなどさまざま。15日はJR函館駅と津軽海峡フェリーターミナル、函館空港の3カ所に横断幕など10枚、同空港にフラッグ36枚を設置。デザインは函館バスの車両広告にも使われる。
このほか、北海道シール印刷協同組合函館支部と協力してシールも制作し、今後希望者に配布する。
福嶋理事長(69)は「応援の気持ちを形にしたかった。市内全域に広め、前向きな気持ちを醸成していければ」と話している。
キャンペーンは7月末まで行う。申し込み、問い合わせは同組合TEL0138-49-6815(北彩)。
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