キッズスタジアム来場者5万人突破
update 2011/4/11 12:38
JR函館駅前地区の活性化や子育て支援を目的とした屋内施設「大門キッズスタジアム」(若松町のWAKOビル5階)への来場者が10日、5万人に達した。昨年7月のオープンから10カ月を待たずしての達成に、設置した函館市は「需要は高く今後も継続したい」との気持ちを新たにしている。
同施設の運営費は国のふるさと雇用事業でまかない、市が同ビルの運営会社NAアーバンデベロップメント(布村隆二社長)に事業を委託している。有料と無料の各区画に、子育て情報や休憩スペース、クライミングウォールやボールなど多彩な遊具を備えたプレイコーナーを用意する。
5万人目となったのは函館市乃木町の田村月乃ちゃん(1)と母親の祐子さん(41)。記念に子どもの成長を記録する木製の身長計などが贈られた。2人は毎日のように来場しており、この日は偶然いつもと異なる時間に訪れた。突然の歓迎に祐子さんは驚きながらも喜び、「広くてきれいなので安心して遊ばせられる」と話していた。
布村社長は、20日には利用者の希望があった滑り台など新たな遊具を取り入れるとし、「これからも利用者の声を聞きながらより充実した施設にしたい」と話していた。
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