9日間の舌戦に幕…知事・道議選きょう投票
update 2011/4/10 14:35
統一地方選の前半戦、道知事選と道議選が10日、全道一斉に行われる。東日本大震災の影響で現職陣営を中心に選挙活動を自粛する中、道南でも各候補が有権者に最後の訴えをした。道内屈指の激戦となった函館市区は、混戦のまま9日間の選挙戦を終えた。当日の投票率も大きく勝敗を左右しそうだ。
開票結果が確定するのは道知事選が11日午前1時、道議選は函館市区が同午前零時50分、北斗市区が10日午後11時15分、渡島総合振興局区が11日午前零時、桧山振興局区は同午前零時半ごろの見通し。
道議選函館市区(定数6)に立候補しているのは、届け出順に古岡友弥氏(共産・新)高橋亨氏(民主・現)大日向豊吉氏(無所属・新)平出陽子氏(民主・現)川尻秀之氏(自民・現)佐々木俊雄氏(自民・現)斉藤博氏(民主・現)志賀谷隆氏(公明・新)三遊亭洋楽氏(みんな・新)の9氏。
北斗市区(定数1)は長尾信秀氏(民主・現)河野光彦氏(無所属・元)新関一夫氏(自民・新)の3氏。
渡島総合振興局区(定数2)は笹田浩氏(民主・新)冨原亮氏(自民・現)川村主税氏(諸派・新)の3氏。
桧山振興局区(定数1)は佐々木俊司氏(自民・新)福原賢孝氏(民主・現)の2氏がそれぞれ立候補している。
今選挙は震災の被災者に配慮し、民主、自民、公明の各党が選挙活動を自粛した中で行われた。9日の最終日は各候補が「最後のお願い」に駆け回り、6議席を9人で争う函館市区ではJR函館駅前や本町・五稜郭、美原などの繁華街や住宅地などに選挙カーがくまなく入って支持を訴えた。北斗市や渡島総合振興局区、桧山振興局区でも国道や商店街を中心に選挙カーが入った。
最終日はどの候補もボルテージを上げ、自粛を申し合わせた陣営でも、遊説隊が選挙カーから身を乗り出して支持を求める場面も。自粛した陣営は時間を早め、通常通りに活動した陣営は午後8時までに、それぞれ支持者が選挙事務所などに集まって必勝を祈願、9日間にわたる舌戦を終えた。
一方、道知事選に立候補しているのは鰹谷忠氏(無所属・新)宮内聡氏(無所属・新)高橋はるみ氏(無所属・現)木村俊昭氏(無所属・新)。3選を目指す高橋氏に新人3氏が挑む構図となった。函館・道南には3氏が1回、1氏が2回入って支持を訴えた。
投票は一部繰り上げを除き午前7時から午後8時まで。道南では函館市区114カ所、北斗市区35カ所、渡島総合振興局区156カ所、桧山振興局区100カ所の計405カ所で行われる。
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