市電からも被災地にエール
update 2011/4/8 11:43
復興の軌道≠ノ乗って―。東日本大震災で被害の大きかった東北地方を応援しようと、函館市企業局交通部は、函館市電の超低床車両「9600系(らっくる号)」2台の行き先表示器に、「がんばれ東北!」のメッセージを載せて運行している。
市が市民から被災地への支援物資を募集したのを機に、市電の乗務員が「交通部でも何かできることをしよう」と発案。3月29日から、現在2台運行するらっくる号の車両の前後に表示している行き先の下にメッセージを添えた。
同部では3月下旬から、らっくる号の行き先を英語や中国語、韓国語など5カ国語に対応したが、震災の影響で外国人観光客も激減。いったん外国語の表記を外し、白抜きで「がんばれ東北!」とエールを送っている。
同部によると、例年この時期は東北からの観光客も多いが、3月の利用客は「前年比約20%落ち込んだ」(事業課)という。同課は「一刻も早く被災地が復興し、東北の方に函館に来てもらいたい」と話している。応援メッセージは4月中旬まで表示する予定。
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