五稜郭タワーに巨大マグロのぼり出現

update 2011/4/3 12:34


 東日本大震災の被災地を元気づけようと、青森県大間町のまちおこしグループのメンバーが、こいのぼりならぬ「巨大マグロのぼり」を作製し、函館市内の五稜郭タワー(五稜郭町)で2日、試し揚げが行われた。

 津軽海峡圏の函館、大間が協力し、同じく「海のまち」である被災地の復興を願って「あおぞら組」(島康子代表)が企画。当初は東北新幹線全線開業にちなんだ観光PRの計画だったが、震災を受けて急きょ趣旨を変更した。

 マグロの力強い生命力に思いを託し、全長10メートル、腹回り3メートルののぼりを2体作製。1体はねぶた師に色付けやマグロのデザインを依頼し、もう1体はマグロにゆかりのある市内戸井地区や松前町、青森県の大間町の住民らに魚体に応援メッセージを書き込んでもらう。

 試し揚げは強風で吹き流しが絡まるハプニングもあったが、真っ白なマグロが春の風をはらませて元気に泳いだ。11日から各地を回ってメッセージを集め、4月29日〜5月5日まで同タワーに掲揚する予定。島代表は「海のまちの仲間として元気に復興する希望の象徴にしたい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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