大韓航空、ソウル線運休継続

update 2011/3/30 10:01


 大韓航空は29日、東日本大震災の影響で運休している函館―ソウル(仁川)間定期便の運休期間を、4月26日までに延長することを決めた。福島の原発事故の現状から、主要客となっている韓国からの利用を見込めないため。ゴールデンウイークを迎えるその後については、今後の状況を踏まえて改めて判断する。

 同社函館支店によると、震災以降は韓国から日本全国への渡航需要が急激に減少。韓国人客が全体の8割以上を占める同路線は、週3回(火・木・日曜日)の定期便を22日から運休していた。同支店の岸田茂支店長は「海外からは日本全体が放射能で汚染されているとみられている」とする。

 ゴールデンウイークを迎える4月28日以降については未定で、「原発の状況や日本人客需要を見極めて決定する」(岸田支店長)という。同社ではこの路線のほか、千歳発着のソウル便を小型化するほか、釜山便を4、5月は運休することに。青森や秋田発着など全国の便に震災の影響が出ている。

 今回の決定について市港湾空港部は「地震の影響を考えれば致し方ない。ゴールデンウイークの復活を期待する」と話した。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです