北斗市議選 激戦必至

update 2011/3/24 10:51


 【北斗】任期満了に伴う北斗市議選(4月17日告示、同24日投開票)は、告示まで4週間を切った。今回の改選から定数が26から22に削減されるほか、旧上磯、旧大野の選挙区が廃止され、全市域が1選挙区となる。現時点で、現職21人、元職2人、新人4人の計27人の立候補が見込まれ、旧町の垣根がなくなったことから激戦は必至。各陣営は幅広い層への支持浸透を図っている。

 現職は議員辞職などにより現在23人で、蛎崎孝氏(78)と菊地金吾氏(69)が今期限りでの引退を表明し、残る21人が立候補の意向を示している。元職は、前市議で昨年の市長選に出馬した山本正宏氏(66)、旧上磯町議を4期務めた小西信吉氏(73)の2人。新人は、秋田厚也氏(50)、白戸昭司氏(51)、高村智氏(44)、藤田啓実氏(60)の4人が立候補を予定している。

 合併後初の市議選となった2007年は、旧上磯地区の第1選挙区(定数20)に23人、旧大野町の第2選挙区(定数6)に11人が出馬。投票率は、「第1」が64・69%、「第2」が77・65%、全市平均では67・55%だった。

 「第1」では1595〜585票、「第2」では1153〜558票のラインで当選が決まり、1000票以上を獲得したのは5人。今回、有権者数を3万9000人、投票率を70%とすれば、投票総数は2万7300票で、27人が出馬した場合、最低ラインも大幅に上がることが予想される。

 旧町ごとの選挙区がなくなるが、新興住宅街を除けば、地縁や血縁も根強い。政策や知名度の浸透により、票の上積みをどこまで図れるかが大きな鍵となりそうだ

提供 - 函館新聞社


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