市民オペラ、今年はコンサートのみ
update 2011/3/22 10:51
函館市民オペラの会(会長・金山正智市文化・スポーツ振興財団理事長)の2011年総会が11日、市梁川町のホテルテトラで開かれ、新年度の事業計画案を協議した。財政難から今年は定期公演を休止し、オーケストラ付きのオペラ・コンサートを11月2日に市内で開くことを決めた。定期公演の休止は09年に続き2回目で、同会は「再び今年を充電期間にし、来年の本公演再開にこぎ着けられれば」としている。
休止は、公演の収入減が響き、フルセット・フルオーケストラの開催が難しくなったため。09年度は若手音楽家の育成とオペラの普及を目的に、函館と七飯で小規模公演を開催。この収入をもとに、昨年11月「リゴレット」本公演を開いた。
今年はオペラ・コンサートのみ。09年7月に市芸術ホールで開いたガラコンサート同様に、「コシ・ファン・トゥッテ」(モーツァルト)「カルメン」(ビゼー)「椿姫」(ヴェルディ)など、同会が過去に上演してきた人気オペラのアリアや重唱、合唱をメーンにした演奏会を開く計画。
今後、同会のワーキンググループを中心に、選曲や出演者の人選を決める。夏以降には、合唱の一般参加者を公募する予定。
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