大野一雄さん次男のパフォーマンスで追悼

update 2011/3/20 10:41


 独創的なスタイルで世界的に高い評価を受け、昨年6月に103歳で亡くなった函館出身の舞踏家、大野一雄さんをしのぶ「追悼 大野一雄 ―時代の極北を切り開いた『舞踏〜BUTOH』の世界」が19日、道立函館美術館(五稜郭町37)で始まった。この日は大野さんの次男、慶人さんがパフォーマンスを披露した。21日まで。

 同館が主催し、大野一雄舞踏研究所の協力で開催した。入り口付近では写真を展示。大野さんの両親や、弁天町の生家で家族と撮影したもの、1950年代から舞台で活躍する様子や、100歳を迎えた喜びを紹介している。ホールには舞台を知らせるポスターのほか、現代美術で活躍する福島大学の渡邉晃一准教授が制作した大野さんの手をかたどった作品が並ぶ。講堂ではドキュメンタリーなどを上映している。

 慶人さんは「私は横浜で育ったが、函館の街は自分が幼いころに、遠くから見ていた様子に似ている。自分の古里のような不思議な気持ちになった」とあいさつ。父が持っていた指人形を使ったパフォーマンスを2曲を演じた。

提供 - 函館新聞社


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