道南の公立小で卒業式
update 2011/3/19 11:21
道南の公立小学校で18日、卒業式が行われた。各校の校長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、6年間の成長をたたえ、春から新たな生活が始まる中学校へ送り出した。
本年度40周年を迎えた函館本通小学校では、57人が卒業を迎えた。証書を受け取る前に、現在の思いを一言ずつ発表。「仲間を大切にすることを学んだ。中学でも大切にしていきたい」「将来の夢に向かって頑張る」「お父さんお母さん、6年間ありがとう」などと元気いっぱいに語った。
式辞で同校の小松一保校長は「東日本大震災で多くの人々が被害を受けた。復興を願い、何ができるか考えよう」と呼びかけ、「日本にとって大変な時期ではあるが、皆さんさんにとって卒業は大きな節目。今日手にした証書は6年間やり遂げた証しです。皆さんの成長は、家族や地域の人々みんなの支えがあったから。感謝の気持ちや思いやりの心を忘れず、これから頑張ってほしい」と激励した。
「お別れの言葉」では卒業生が6年間の学校生活を振り返り、最後に「ありがとう」を合唱。両親への感謝の思いを込めた歌詞に、保護者らは目頭を押さえていた。
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