寺島氏8選出馬表明
update 2011/3/15 10:17
【乙部】寺島光一郎乙部町長(66)は、14日の第1回定例町議会で、任期満了に伴う町長選(4月19日告示、同24日投開票)に出馬する意向を表明した。町内では、現職の寺島氏以外には出馬の動きはなく、道内の市町村長で、現在最長となる8期目を迎えることが確実な情勢となった。
林義秀氏の一般質問に答えた。寺島氏は「町民の賛意がいただければ、今後とも誇りを持てるふるさと・乙部町の発展のため、全力を挙げていきたい」と述べ、8選出馬を表明した。寺島氏は「誰もが安心安全に暮らせる社会を作らなければいけない。町の人口減少で、10年後には限界町村になる可能性がある。地域を支える若者の雇用創出のため、予算を重点的に投入する必要がある」とし、農林水産業の振興、町内にある既存の産業関連設備の活用、IT産業など新産業の育成に向けて、町として積極的な投資や支援に取り組む考えを示した。
寺島氏は乙部町出身。北大農学部卒。1967年に兵庫県入庁(農水省派遣)。68年農水省入省。農水省大臣官房企画官、岡山県・津山営林署長、林野庁職員部企画官などを経て、83年4月に町長初当選。2期目以降は無投票。現在7期目。01年に桧山町村会長、05年に道町村会長に選出された。07年には全国町村会副会長に就任し、現在は常任理事。09年12月から、中央教育審議会の委員を務めているほか、09年10月から昨年10月まで総務省顧問も務めた。
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