東日本巨大地震の影響函館にも広がる
update 2011/3/14 10:18
東日本巨大地震の影響で13日、函館市内のガソリンスタンドやスーパーマーケット、ホームセンターなどは買い物客で混雑した。
ガソリンスタンドは本州との物流がストップしたため、多くの店が給油制限を実施。前側石油中島町サービスステーション(中島町31)では、午前11時過ぎから夕方まで、給油を求める車の列ができた。店は在庫が限られるため20リットル限定で提供したが、国道や青函航路の回復などを受けて、14日は満タン給油ができる見通し。店員の男性(29)は「なんとか首の皮一枚つながった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
スーパーマーケットも開店と同時に、食料を求める市民らで混雑した。あるスーパーの店長は「土日が休市になり、鮮魚が入ってこない」と話し、冷凍品などで対応。市内の主婦(38)は「報道を見て水を備蓄しようとミネラルウオーターを買いに行ったが、1箱しか売っておらず、あわてて買った」。
ホームセンターのジャンボイエロー亀田店(亀田町21)では、災害に備えようと懐中電灯や電池が飛ぶように売れたほか、冠水の後片付け用にとゴム手袋や掃除用品、長靴などを求める客も相次いだ。太田学店長(39)は「掃除用品の在庫が少ない。週末にぶつかってメーカーとの連絡もつかない。状況把握に努めたい」と話している。
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●市内各所で募金箱 函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)では募金箱を設置し、被災地への善意を募っている。開設時間は午前9時〜午後9時。また市内若松町20の「八百屋夢八」でも、午前10時から午後6時まで被災者への募金を受け付ける。
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