学生4人 色彩検定3級合格
update 2011/3/11 10:18
函館大谷短期大学(福島憲成学長)が設ける講座「カラーコーディネート」を受講した学生4人がこのほど、色彩検定(全国服飾教育者連合会主催)の3級に合格。これを受けて福島学長が14日、合格した浅沼里江さん(20)、紺井宏美さん(20)、新保亜矢子さん(20)、松下雛子さん(20)に合格証書を授与した。4人は就職や趣味の充実に生かせると喜んでいる。
同講座は「コミュニティ総合学科」の学生向けに選択科目として設置。本年度の4月〜9月に約20人が受講し、講師の竹花郁子さんのもとで色の名前や配色、光と色の関係などについて学んだ。同短大では色彩についての知識を身につけることで、資料の作成などプレゼンテーション能力向上が期待できると、講座終了生に同検定の受験を勧め、今回は7人が受験した。
浅沼さんは「販売系の就職面接でカラーコーディネートの資格があると役立つと聞いて取得した。ぜひ資格を生かしたい」、新保さんは「エステ関係の仕事に就職が決まった。色彩の知識を学んだことでセンスが磨かれ、仕事に役立つ。色の差を見分けるなど難しさもあったが、取得できてよかった」と、同資格の価値を就職面から実感。
一方、紺井さんは「生活の中で色≠ェ持つ重要性に気付き、色の見方が変わった。服装面でも反対色の取り入れ方などがわかり、モノトーンが多かった自分の服装に少し変化があった」、松下さんは「高校の頃から油絵を描いていたので、色の勉強がしたいと受講した。今もたまに描くが、勉強してから使う色の幅が広くなった」と、色がもたらした変化をうれしそうに語っていた。
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