灯油窃盗が多発
update 2011/3/5 12:46
1月からの約2カ月間、函館・近郊の民家やアパートなど集合住宅の屋外で、灯油が盗まれる被害が多発している。函館中央署は窃盗事件として捜査。原油高を背景に夜間や朝方といった人けが絶えた時間帯を狙っての犯行とみており、「十分な警戒を」と注意を呼び掛けている。
同署管内では、1月11日に七飯町字中島で発生してから、3月3日までに函館市内8件、北斗1件、七飯2件の計11件を認知。被害量は19〜700gと幅があり、合わせて2426gとなっている。函館市西部地区などを管轄する函館西署に被害届は出ていない。
狙われたのは、一般住宅や集合住宅などに備え付けの400g入り燃料用ホームタンクや、一般的な18g入りポリタンクなど。被害者や業者が、ふたが外れたホームタンク、自宅前に置いてあったポリタンクから灯油が抜き取られていたのに気付いた事案がほとんど。市内美原や富岡町、昭和など世帯数が多い人口集住地区で6件の被害が出ているほか、洗車場での被害もあった。
犯行時間は最短で約4時間20分。同署では、手動の灯油ポンプでくみ上げ、別の仲間が待機している軽トラックなど比較的大きめの車両に積み込む複数犯の犯行とみて、捜査している。
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