福島町予算案、浄化槽整備を推進
update 2011/3/3 11:40
【福島】福島町(村田駿町長)は2日、2011年度の予算案を発表した。一般会計の総額は本年度当初比9・8%増の33億1053万円。学校給食センターの建設費を計上したことが増額の主な要因。4特別会計と1事業会計を含めた総額は同6・0%増の48億7827万円。10日開会予定の町議会定例会に提案する。
浄化槽整備のため、新たに特別会計を設けた。1基170万円の設置費用と維持管理費を町が負担する。年間15基ずつ設置する計画で、家庭用トイレの水洗化を推進し、生活環境の改善を図る。
主な新規事業は、学校給食センター建設費に3億2092万円を計上。年度内に着工し、12年度からの運用開始を目指す。また、若者の定住促進と少子化対策の計画をまとめるための委託料に280万円。東京農業大学生物産業学部との連携事業には370万円を盛り込んだ。人材育成のための研修会や出前講座を開くほか、町内の産物を使った加工品の試作づくりに取り組む。
一般会計の歳入は地方交付税が同5・3%減の16億7969万円で、町税は同3・0%減の3億9064万円となった。財源不足が生じるため、財政調整基金を取り崩し、1億1000万円を充てる。歳出は、人件費が同3・0%減の7億5279万円、公債費は同6・0%減の5億7590万円となった。
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