北斗市議会、人口減で総合計画の下方修正必要
update 2011/3/3 11:40
【北斗】市議会第1回定例会は2日、一般質問を続行し、5氏が登壇した。2010年の国勢調査速報値で、05年調査と比較して人口が減少したことを踏まえ、高谷寿峰市長は人口増加を盛り込んだ総合計画を下方修正する必要があると述べた。
赤間輝志氏への答弁。市は2007年に策定した第一次総合計画の中で、17年の将来人口を05年の4万8000人から約1万人多い5万7800人と予測している。しかし、住民基本台帳における過去5年間の人口動態では、転出者より転入者が上回る社会増の状態だが、少子高齢化の進展で自然減少の状態となっている。
高谷市長は、総合計画策定後の社会情勢の変化や、将来を正確に把握することは困難であるとして、下方修正の必要性に言及。「人口減少は全国的な課題。少子化対策は国の政策として誘導されるべきで、結果が出るまでは時間がかかる」と述べ、市独自の子育て負担の軽減策や住環境整備、就労対策などに引き続き取り組む考えを示した。その上で、北海道新幹線開業による関連従事者の増加や企業進出により、転入者が増加することに期待感を示した。
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