平均気温高く「暖冬」
update 2011/3/2 14:50
函館海洋気象台は1日、管内の2月、冬期(12〜2月)の気象状況をまとめた。2月の道南は高温、多照、少雨となり、函館の平均気温は平年より2・1度高い氷点下0・4度で「かなり高い」となった。今冬は1月のみ気温が低くなり、ほとんどの地点で平均気温が「高い」の暖冬となった。函館は平年より0・8度高い氷点下1・1度だった。
2月は、冬型の気圧配置が長続きせず、天気は周期的に変わり、晴れたり南から暖かい空気が入った影響で気温は上がった。江差の平均気温は平年より1・8度高い1・0度だった。函館の真冬日は計3日(平年10・1日)のみ。
日照時間は、函館は146・7時間で平年(116・2時間)より「多い」だったが、ほとんどの地点で「かなり多い」となった。降水量は江差で74・5ミリ(同62・4ミリ)の「多い」だったが、函館の39・5ミリ(同60・2ミリ)など、少雨の地点が多かった。
冬期は、1月上〜中旬に厳しく冷え込んだ以外は平年並みか高めに推移した影響で、平均気温は高めとなった。日照時間は、函館は331・4時間(同316・2時間)で「多い」となるなど、すべての地点で「多い」「かなり多い」となった。降水量は各地で平年差が異なり、せたな町は98・0ミリ(同199・9ミリ)で「かなり少ない」となり、福島町千軒は655・0ミリ(同515・5ミリ)で「かなり多い」となった。函館は202・0ミリ(同210・6ミリ)で「平年並み」だった。降雪量は、八雲町八雲、今金だけが「多い」となり、函館は311センチ(平年309センチ)で「平年並み」、ほかも「平年並み」か「少ない」だった。
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