函館―東京便減席…JAL、経営再建に伴い
update 2011/3/1 12:02
日本航空(JAL)は3月27日から、函館―東京間(1日3往復)の1日当たりの座席数を約200席減らす。経営再建に伴い進める機材の小型化、運航の効率化のため。閑散期の春先は需要に合わせた席数とする一方、繁忙期の夏場は大型機に切り替え前年並みを維持し、効率的な運航を目指す。客の利便性を確保するため1日3往復の便数は維持する。
航空機の小型化、需要に応じた対応は経営再建に伴い全国で進めている。函館では春と夏で搭乗率に最大約30%の開きがあることから、基本的には、現在の中型機3便で合わせて783席を、192席減らし591席とする。
需要が高まる6月以降は、段階的に機材を変更。6月1日〜7月14日までは同687席に、夏休みの7月15日〜8月末には3便すべてを500人乗りの大型機とし、合わせて1500席を確保する。9月以降は現在の席数に戻す。
7月15日からの機材大型化は昨年から行っており、新築した函館競馬場を訪れる客の需要などで、週末の平均搭乗率は95%だった。日航函館支店は「需要に応じて細かな機材対応をしたい」とする一方、「2年目を迎えた競馬場効果がどの程度あるかは未確定要素だ」とする。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。