子供たち130人が江差追分や民謡披露
update 2011/2/28 16:40
【江差】「第4回こどもとヤングの江差追分・民謡発表会」が27日、町文化会館で開かれた。地元の幼児から高校生まで約130人が出演し、会場を埋めた大勢の家族や観客が見守る中で、元気いっぱいの歌や踊りを披露した。
江差追分に代表される民謡や、郷土芸能に情熱を傾ける子供たちに発表の舞台を提供し、さらなる上達の励みにしてもらおうと、2008年度から町が主催している。
4回目となる発表会は、出演者全員による江差追分の大合唱でスタート。はつらつとした表情で、難しい節回しが多い江差追分を大人顔負けの様子で歌い上げ、詰め掛けた観客をうならせた。
かもめ保育園の園児36人は、江差追分とともに、戦前から本道や旧樺太(サハリン)などで親しまれた「舟漕ぎ流し唄」の元気な歌声を披露。はっぴ姿で登場した水堀保育園の園児15人は、ニシンを運ぶ「もっこ」を背負いながら、かわいらしいソーラン節の踊りを発表した。
また、女子小中学生でつくる「Hamanasu(はまなす)会」のメンバーは、江差三下りと江差追分踊りのあでやかな踊りで、観客を楽しませた。幼児やきょうだいによる江差追分の独唱や各地の民謡も好評で、会場からは歌に合わせた手拍子とともに惜しみない声援が送られた。
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