日ロ関係ゼミナール、北方領土返還への思い再認識

update 2011/2/27 11:01


北方領土復帰期成同盟渡島地方支部(村上幸輝支部長)主催の「日ロ関係ゼミナール」が26日、函館市国際交流プラザ(元町14)で開かれた。函館豆記者交歓会(若山直会長)で領土問題を取材した小中学生による体験発表などを通じて、参加した約70人が領土返還への思いを再確認した。

 メドベージェフ大統領ら、ロシアの高官が北方領土を相次いで訪問し、返還交渉が厳しい状態となっている事態を受け、地域住民に理解を深めてもらおうと開いた。村上支部長は「領土問題の進展はそれぞれの国に変動がある時に起きやすい。必ずその日が来ると信じて、運動に協力してほしい」と呼び掛けた。

 函館的場中1年の小林優希さんと、函館桔梗小5年の東山楓さんが、豆記者として根室や沖縄で領土問題を取材した体験を発表。小林さんは「納沙布岬から歯舞群島を見て、すぐ近くの領土に行けないことに複雑な気持ちがした」、東山さんも「道民一人一人が意識を持って、改めて考えていくべき問題」と話した。

 北方4島ビザなし交流に参加したロシア極東大生の成果報告も行われ、参加者はメモを取るなどして熱心に聞き入っていた。

提供 - 函館新聞社


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