投票事務に高校生採用…北斗市選管

update 2011/2/25 10:56


 【北斗】市選挙管理委員会は4月の道知事選・道議選と市議選の投票所事務作業に、市内の高校生を初めて採用する。若年層の投票率が低迷する中で、未来の有権者に参政権の重要性を認識してもらう狙い。函館水産、上磯、大野農業の3校の協力を得て、市内35カ所に設置予定の投票所に配置する。

 合併後に行われた各選挙で投票率が70%を超えたのは、2009年の衆院選のみ。昨年7月の参院選は56.60%で、20代に限れば、32.2%、30代では44.7%と低迷した。このほかの選挙でも20代は3割前後で、他の自治体と同様に若年層ほど棄権する傾向にある。

 今回、高校生には投票所で入場券の確認作業などを行ってもらう予定。高校生に選挙事務を通じて投票行動の大切さを認識してもらい、さらには家族との会話に選挙の話題が上り、全体の関心が高まることを期待する。

 市選管は「統一地方選に向けて、投票率向上を図るために期日前投票の浸透、街頭啓発活動や防災無線を活用して市民に棄権防止を呼び掛けたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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