木古内予算案、福祉関連事業を拡充
update 2011/2/24 13:07
【木古内】木古内町(大森伊佐緒町長)は23日、2011年度の予算案を発表した。一般会計の総額は38億1680万円で、本年度当初比で0・9%増。特別会計と事業会計を合わせた総額は同0・1%減の80億3777万円。北海道新幹線建設事業に重点を置いたほか、少子高齢化を踏まえ、福祉関連の事業を拡充する。3月4日開会予定の町議会定例会に提案する。
一般会計の歳入は、地方交付税が同10・6%増の20億円を見込む。町民税が同1・0%増の1億7790万円、固定資産税が同0・2%増の2億762万円。歳出は公債費が同0・2%減の5億2975万円、職員給与費は同0・3%減の5億9977万円となった。
主な事業では、子供の医療費助成を拡大するため699万円を盛り込んだ。現行では就学前の子供の入院費と通院費、小学生の入院費を無料としているが、通院費も無料にする。また、保育料も改定し、平均で14%値下げする。子育て世代の負担を減らし、定住促進につなげる考え。
新幹線建設事業は5億5200万円とした。木古内駅周辺整備基本計画に基づき、駅周辺駐車場整備事業に7878万円を計上し、調査・測量に着手する。
新規事業として、ホタテ養殖施設整備事業補助金に780万円、子宮頸(けい)がんワクチン接種促進事業に665万円を計上した。
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