浜のかあさん料理コンテスト 長万部漁協最優秀賞

update 2011/2/23 12:37


 渡島管内の漁協女性部が自慢の味を競う、第4回「浜のかあさん料理コンテスト」が22日、函館国際ホテルで開かれた。海を知り尽くした主婦たちがホタテやイカ、コンブなどを使った創作料理を披露し、審査の結果、長万部漁協女性部(小形恵子部長)の「帆立のそぼろご飯」が最優秀賞に輝いた。

 地産地消に向けた取り組みの一環として、渡島総合振興局と渡島地区漁協女性部連絡協議会(小林佳子会長)が共催。レシピは学校給食やホテルメニューへの導入、商品化などの参考となり、昨年の最優秀作「ホタテの昆布巾着(きんちゃく)」(砂原漁協女性部)は今春に商品化される予定。

 今回は7漁協が計9品を提案。審査は一般公募3人を含む12人が当たり、味や盛り付け、地域性などをチェックした。

 最優秀賞の「帆立のそぼろご飯」はホタテ稚貝の貝柱をほぐし、タケノコやシイタケと合わせた一品。長万部名物「カニめし」をモチーフにし、ホタテのうまみを引き出した味が高評価を得た。審査委員長の能戸秀康・函館調理師養成専門学校校長は「例年よりレベルの高いコンテストになった」と講評した。

 長万部女性部の小形部長(50)は「ホタテの甘煮はくどく感じる場合もあるので心配だった。最優秀賞を取れてうれしい」、考案した小形文子さん(54)は「育った貝柱で作ったり、試行錯誤を重ねた。手軽にできる料理だったことが良かったと思う」と笑顔で話していた。

 優秀賞は次の通り。

 ▽イカの鹿子三色巻き(松前さくら)▽スケソシャキシャキ揚げ(砂原)▽サケの笹寿し(落部)

提供 - 函館新聞社


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