日曜日の乳がん検診に30人 国立函館病院

update 2011/2/21 10:27


 国立病院機構函館病院(石坂昌則院長)は20日、函館市川原町の同病院で「マンモグラフィーサンデー」と称して、日曜日の乳がん検診を行い、約30人が受診した。合わせて専門職による講演会を開くなどし、乳がん予防にかかわる啓発活動も行った。

 日曜日の検診は、NPO法人が企画した運動の一環で昨年10月に行って以来、2回目。国で発行した乳がん検診を無料とするクーポン券の利用促進と、休日の検診を実施してほしいという声を受けて今回独自で企画した。

 院内では、検診のほか、乳がんにかかわる相談コーナーを開設。講演会では、リンパ浮腫指導技能者資格を持つ藤尾彩子看護師と、栄養管理室の木幡恵子室長がそれぞれリンパ浮腫の対処策や食事の取り方についてアドバイスした。 藤尾看護師は、リンパ浮腫について「手術の際、リンパ節の切除によって腕や足が太くなり、完治が難しいとされている。腕の太さが左右差1センチ以上であればリンパ浮腫と疑って」と説明した。

 木幡室長は、日本人の最近の栄養摂取の傾向について「肉や魚など脂質やタンパク質が多い」と指摘し、不足傾向と言われているビタミンやミネラル、食物繊維を含んだ野菜、果物を多く取るよう推奨。具体的な量や食べ方を解説し、「食事は適正なカロリー、栄養バランスを考えおいしく食べて」と話した。

提供 - 函館新聞社


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