渡島信用金庫南茅部支店40年ぶり移転
update 2011/2/21 10:27
渡島信用金庫(森町)は、函館市川汲町の南茅部支店を設置から約40年ぶりに移転する。同町内の国道278号バイパス沿い、函館市南茅部支所に近接する土地を取得し新たな店舗を建設中で、28日にオープンする予定。規模は現在とほぼ同じで、顧客に対応する応接スペースや駐車場を広くする。同信金は「支所に近くなるので利便性が高まる」とする。
現在の店舗は1971年に旧臼尻・尾札部支店を統合して設置した。海岸沿いの国道278号に面しており、建物の老朽化が課題だった。移転に当たっては、設備投資額が抑えられるため一時は同市南茅部支所1階の空きスペースへの入居を検討。市との協議を行い、一方の市は条例改正などで対応したが実現しなかった。
新店舗の場所は同支所より300メートルほど鹿部寄り。空き地を取得し、鉄筋コンクリート一部木造の建物を新築した。1階と一部地下1階の延べ床面積は約190平方メートル。カウンター3つとATM1台を備え、職員8人を置く。同信金の支店としては一般的な規模となる。これまで5台だった駐車スペースは10台に増設。建物はほぼ完成しており現在は内装工事中だ。
同信金の店舗数は14店。同金庫は3月5日に創立100周年記念式典を予定しており、「同支店の建て替えは100年を迎えるに当たっての課題だった。地域の人口が減る中でも同じ規模の支店を維持したい」と話している。
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