全国の「バル」集合…4月に初会議
update 2011/2/18 11:19
「函館西部地区バル街」を参考に開催している全国各地の飲食イベントの関係者が集い、4月18日午前10時から、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で「バルまち会議inHAKODATE」を開く。福岡バルウォーク実行委員会(福岡市)の提案を受け、同バル街実行委(深谷宏治委員長)が初めて企画。4月17日に開催する第15回バル街の翌日に設定した。深谷委員長は「これを機会にバル街を参考にしたイベントがさらに増えれば」と話している。
バル街は函館で生まれ、スペインの立ち飲み居酒屋(バル)を飲み歩く風習をヒントに、参加飲食店が用意したピンチョー(つまみ)をはしごしながら楽しむイベント。西部地区の由緒ある街並みを市民に親しんでもらいたいと、深谷委員長が発案し、2004年から春、秋年2回のペースで行われている。
近年、バル街のノウハウを取り入れたイベントが全国各地で開かれるようになり、実際に開催した市や町では、地域の特色を生かしにぎわいを創出している。
同実行委によると、2009年以降、兵庫県伊丹市や宮城県石巻市、千葉県柏市など計画中も合わせて17カ所でバル街を参考にしたイベントが企画されている。
会議には現在、約10団体が参加を表明していて、今後、開催を考えている地域や団体にも呼び掛けていく。内容は深谷委員長の基調講演のほか、参加団体の活動報告、意見交換を予定している。一般市民らにも公開する考えで、定員100人。
深谷委員長は「バル街の特徴は既存のものを活用し、市民の力で運営していること。希望があればノウハウを伝えるつもり。各地のまちおこしに役に立つことが何より」と話している。
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