未来見据え地域貢献…未来大が地域交流フォーラム

update 2011/2/18 11:19


 開学10周年を迎えた公立はこだて未来大学(中島秀之学長)の地域交流フォーラムが17日、ロワジールホテル函館(若松町14)で開かれた。大学関係者や市内のIT関連会社などから約80人が出席。地域の発展に貢献していくための基本姿勢や、次の10年を見据えた研究開発などについて説明した。

 基調講演で中島学長は、日々行っている大学での研究を紹介。「日本が世界と対峙(たいじ)していくためには、情報技術の向上が必要。人工知能の分野では、未来大学は世界レベルで見てもさきがけの存在。未来を見据えて周囲と連携を図りながら、一層研究を深めていきたい」と述べた。

 産学官連携などを推進する共同研究センターの田柳恵美子特任教授が、開学からの10年と社会連携について話したほか、同大学で進めている3つのMIT@ マリンITAメディカルITBモバイルIT―についての研究紹介も行った。改行 メディカルITの分野では情報アーキテクチャ学科の美馬義亮准教授が「医療を柔らかにサポートする新たな試み」と題して講演。「高齢化や医療制度の変化によって、医療現場の環境が変わってきている。さまざまな状態にある患者のケアをいかに改善するかを考え、学生らと取り組んだ」と話し、リハビリ用システムなどを紹介した。

提供 - 函館新聞社


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