卒業前に感謝の手料理 大妻高校食物健康科1期生が保護者招き食事会
update 2011/2/11 10:27
函館大妻高校(池田延己校長、生徒数456人)の食物健康科3年生38人が10日、校内のカフェテリアに保護者10組を招いて「感謝祭」を行った。生徒らはさまざまな料理を作りバイキング形式で提供。参加した保護者らは、子どもが真剣に活動する姿をうれしそうに見守った。
同校では2008年度に食物健康科を新設。今年3月に第1期生として卒業する生徒らが、親への感謝の気持ちを料理に込めて振る舞いたいと企画した。
この日は8班に分かれて朝から作業に取り組んだ。ブリ大根やチャーハン、ムニエル、パン、デザートなど多彩な料理を用意。保護者らは笑顔で頬張った。
斉藤美緒さん(18)は、母の祐記子さんと姉の那央子さんとテーブルを囲みながら、仲間同士で作った料理を味わい、「料理が昔から好きで入学し、3年間たくさんの料理を学んだ。頑張ったぶん卒業はうれしい」と高校生活を振り返った。また、4月から東京のフグ料理専門店に就職が決まっている西川春花さん(17)は「学校の求人で見つけて、ふぐ料理に興味を持った。専門知識も必要な未知の世界。家を出る不安もあるが、今はとても楽しみ。新しい毎日が始まっても頑張りたい」と希望に胸を膨らませていた。
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