佐々木さん最優秀賞 林野火災予防・ポスターコン
update 2011/2/10 10:27
本年度の林野火災予防・ポスターコンクール(道主催)で、函館本通小学校(小松一保校長、児童359人)6年、佐々木佑衣さん(11)の作品が、最優秀賞に輝いた。原画は啓発ポスターとポケットティッシュの表紙に使われ、3月にも各地で配られる。佐々木さんは「まさかの受賞でうれしい。林野火災予防に少しでも力になれれば」と話している。
コンクールは道内の児童を対象に、標語部門とともに毎年実施。本年度は、ポスターに1034点(渡島47点)、標語には1025点(同31点)の応募があった。
佐々木さんの作品は、火災で涙を見せる野山を救い出すために、森の動物たちが水バケツを持ち寄って火消しに協力している。クマやタヌキ、ネズミ、ウサギの親子で、「火事の恐ろしさと、自然の仲間たちが互いを思いやる優しさを描きたかった」と佐々木さん。
絵を描くのが大好きだ。また、自然保護を願う気持ちも強い―。昨年の夏休み前に、この作品募集を知り、自主的に応募を決めたという。
8日に同校で表彰状伝達式が行われ、渡島総合振興局の須田一林務課長が「佐々木さんの作品が道内で一番になりました。北海道全体で活用されます」。小松校長も「佐々木さんの頑張りが、みんなの励みになる」と喜んだ。
佐々木さんは「絵がますます好きになった。中学生になったら美術部に入り、将来はイラストレーターになりたい」と声を弾ませていた。
渡島からは、函館八幡小5年の菊池真央さんの作品も優秀賞に選ばれた。
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