滑り台楽しい! 大沼函館雪と氷の祭典開幕

update 2011/2/6 11:09


 【七飯】第45回大沼函館雪と氷の祭典(実行委員会主催)が5日、大沼国定公園広場で開幕した。晴天にも恵まれ、大沼の天然氷を使用したジャンボ滑り台やさまざまなキャラクターの雪像を楽しもうと、大勢の親子連れが会場を訪れた。

 会場には、地元の子どもたちがつくった雪像や、アイスカービング大会の氷像が多数並び、中にはミニ滑り台付きの雪像や、トンネル状になっている作品もあり、子どもたちを喜ばせた。長さ20メートルのジャンボ滑り台やタイヤのチューブで坂を滑るコースには、親子らの長蛇の列ができた。滑りながら母親に手を振ったり、頭から滑ったり歓声を上げて楽しんでいた。

 環駒ケ岳広域観光協議会主催の「冬の味覚市」のコーナーでは、焼きホタテやリンゴなど、特産品がずらりと並んだ。団子しるこ(七飯町)、カボチャポタージュ(森町)、スケトウダラの三平汁(鹿部町)を1杯200円で販売し、来場客の体を温めていた。

 函館市古川町の会社員、太田浩之さん(44)は家族4人で会場を訪れ、長男の慎之輔ちゃん(4)と一緒にジャンボ滑り台を楽しんだ。慎之輔ちゃんは「滑り台はスピードが出て楽しかった。リンゴもおいしかったよ」と笑顔で話していた。

 最終日の6日は、雪像コンクール表彰式や、大沼婦人会館でのフリーマーケット(午前10時から)などが行われる。また、ジャンボ滑り台は2月下旬まで楽しむことができる。

提供 - 函館新聞社


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