知内町長に大野氏初当選

update 2011/2/2 10:15


 【知内】任期満了に伴う知内町長選が1日告示され、同日午後5時で立候補の届け出を締め切った結果、新人で前副町長の大野幸孝氏(59)=無所属=以外に届け出がなく、大野氏の無投票での初当選が決まった。同町の町長選挙は1995年から5期連続で無投票となった。

 当選が決まり、町元町の後援会事務所で支持者から祝福を受けた大野氏は「無投票で町長の任を担うことになり、責任の重大さをひしひしと感じている」と語った。

 現職の脇本哲也町長の現任期限りでの退任表明を受け、昨年11月に出馬を表明。1次産業の振興に力を入れた脇本町政の継続と発展を掲げたほか、子育て支援の充実や雇用創出などを公約の柱とした。

 大野氏は1951年、同町出身。木古内高校卒。71年に町役場入り。企画課長、総務課長を経て、2002年に収入役に選任。06年から助役、副町長を務めた。

 また、同日告示された町議補選(欠員1)には、新人の吉田峰一氏(63)と元職の金澤千代治氏(83)=いずれも無所属、届け出順=の2氏が立候補を届け出た。投票は6日午前7時から午後7時まで町内13カ所で行われる。1月31日現在の選挙人名簿登録者数は4369人(男性2093人、女性2276人)。

提供 - 函館新聞社


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