名誉市民に「感無量」…北斗 海老沢前市長に称号贈呈

update 2011/2/2 10:14


 【北斗】北斗市で初めての名誉市民顕彰式が1日、市総合文化センターで開かれた。旧上磯町長、初代北斗市長として通算35年間首長を務め、新市の礎を築いた海老沢順三前市長(78)に「名誉市民」の称号を贈り、その栄誉を歴史に刻んだ。高谷寿峰市長から顕彰状と名誉市民章を受け取った海老沢前市長は「終生忘れることのできない名誉であり、感無量」と謝辞を述べた。

 海老沢前市長は1932年生まれ。旧上磯町職員を経て、75年の町長選で初当選し、連続8期31年間務めた。この間、北海道町村会会長など、要職を歴任。隣接する旧大野町との合併を主導し、新市誕生後の2006年3月には、三つどもえの市長選挙を制して初代市長に就任した。旧両町の住民の融合、融和を訴え、一体感醸成と新たなまちづくりに尽力し、1期4年の任期満了に伴い、昨年3月に勇退した。

 式典で、高谷市長は「市民が誇れるまち北斗市を築き上げ、地方自治の進展に多大な功績を残されたことは、わが郷土の誇り。市民5万人を代表して、心からの感謝を込めて、名誉市民の称号を贈ります」と功績をたたえた。

 あいさつに立った海老沢前市長は、合併から新市誕生にいたる首長としての活動を振り返るとともに、今後のまちづくりにエールを送り、「この感激を心に深く刻み、心の支えとして、今後とも北斗市のため、微力を尽くしてまいりたい」と述べた。

提供 - 函館新聞社


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