サッカーアジア杯決勝、市民もトイレ我慢? 水道使用量が一時急増
update 2011/2/1 10:32
日本勝利の“呼び水に”―。サッカーのアジアカップカタール大会の決勝が行われた30日未明、函館市の水道使用量が一時急増していたことが分かった。ハーフタイムや延長戦前、試合終了後には夜更かしした多くの市民がトイレに駆け込んだのか配水量が急上昇し、「深夜では異例」(市水道局)の乱高下となった。
市水道局によると、市内中心部を主な配水エリアとする赤川低区浄水場第2配水池(赤川町)では、1時間換算した1分間の配水量がハーフタイム中の30日午前零時51分に830立方メートルと、この時間帯のピークに。試合のなかった前週の同時間と比べると約1・5倍に急増した。
その後は450立方メートル前後と前週の同時間よりも低く推移し、多くの市民が「トイレを我慢してテレビ観戦に夢中だった」(浄水課職員)とみられる。後半終了後の同1時53分には一転、790立方メートルまで再び跳ね上がり第2のピーク≠迎えた。
延長戦に突入すると、緊迫した試合に呼応するように小幅な増減を繰り返し、試合終了後の同2時43分には675立方メートルまで上がった。昨年6月のワールドカップ南アフリカ大会でも、日本戦が行われた深夜に同様の傾向がみられた。
同課によると、夜間の配水量は通常、深夜から未明になるにつれて減少していくが、担当者は「函館でも風呂やトイレを我慢したり、集中してテレビにかじりついたりして声援を送っていたサポーターが多かったのでは」と分析している。
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