昨年12月の道南 有効求人倍率0.42倍
update 2011/1/28 10:37
函館公共職業安定所が26日に発表した昨年12月の渡島・桧山管内の雇用失業情勢によると、有効求人倍率は0.42倍と前年同月を0.1ポイント上回り、7カ月連続で前年を上回った。新規求人倍率も8カ月連続で前年を上回った。同所では「持ち直しの動きが続いているものの、厳しさが残る」と4カ月連続で判断を据え置いた。
新規求人数は卸売業や小売業など多くの産業で増加がみられ、前年同月比15.8%増の1165人と、8カ月連続で前年を上回った。このうちパートが占める割合は33.1%で、同7.6ポイント低下しているが、道内の27.9%を上回っている。
有効求職者数は前年同月比8.3%減の9144人と9カ月連続で前年を下回った。有効求人数は同23%増と8カ月連続で前年を上回った。改行 雇用の先行指標となる新規求人倍率は、前年同月を0.13ポイント上回る0.64倍で8カ月連続の改善。新規求職者数は同6・6%減の1829人と2カ月ぶりに前年を下回った。
合わせて発表された新規高卒者の12月末現在の求人倍率は前年同月比を0.11ポイント上回る1.03倍。求人数は前年同月を0.6%下回る972人だった。就職率は60.7%と、前年同月を4.2ポイント上回っている。同所では「2月1日からは新卒者採用企業への奨励金制度拡大など、政府による新たな支援制度もスタートするので、さらに就職率が高まることを期待したい」と話している。
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