子育てハンドブック「すくすく手帳」改訂版 来月から配布
update 2011/1/26 12:12
函館市は、新生児のいる世帯を対象に配布している子育て支援ハンドブック「すくすく手帳」の改訂版を、早ければ2月上旬から配布する。昨年1月から家庭訪問の際に配る一方、就学前の乳幼児がいる家庭からの需要も高く、増刷してこれまでに5000冊を配布。改訂版では地図を各地域別に分けており、より使いやすさを重視する。
手帳は従来のサポートブック「こそだてーる」をリニューアル。A5判108ページをバインダーにとじて携帯性を高めるとともに、子どもの成長や発達支援に活用できる療育カルテや、予防接種、小児科の情報などをコンパクトにまとめ、子どもの成長記録を逐一記入できる作りとした。
昨年1月から保健師や子育てアドバイザーの家庭訪問時のほか、転入者向けに戸籍窓口などで配布。市の年間出生者が約1800人であることから、初年度は2000冊を作製したが「就学前児童のいる家庭や、転出の記念にと受け取るケースが多かった」(子ども未来室次世代育成課)と、後に3000冊を増刷している。
改訂版では大きさをそのままに、市内の医療機関の増減や「つどいの広場」の場所変更などに対応。市内の保育園や幼稚園、児童館などの場所を1ページにまとめていた地図を、6地区別に分け、より分かりやすく改良した。初版の在庫がなくなり次第、順次改訂版に切り替える方針。
市は先月と今月、10カ月健診に訪れた保護者に対し、すくすく手帳に対するアンケートを実施。同課は「2月中にアンケート結果をまとめ、今後の施策展開に生かしたい」と話している。
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