リコーダーコンで金賞、旭岡中と宍戸さん全国へ

update 2011/1/23 10:35


 札幌市でこのほど行われた「第25回全道リコーダーコンテスト」(道リコーダー教育研究会主催)で、函館地区代表の函館旭岡中リコーダー部(寺崎春香部長、部員15人)と、リコーダー奏者の宍戸良子さんが金賞を受賞し、3月に東京で開かれる全国大会に出場することが決まった。夢の舞台を前に寺崎部長(14)は「目標は金賞」ときっぱり。宍戸さんも「しっかり曲想を伝えられれば」と張り切っている。

 道内の地区予選で代表となった個人・団体が出場した同コンテストは、小中高校生と一般の4部門。さらに独奏、重奏、合奏の3部門に分けられる。技術や表現力の高い順に金、銀、銅の各賞が贈られ、金賞受賞団体の中でもより高い演奏水準の出場者が全国大会に出場できる。

 同リコーダー部は12団体が出場した合奏部門で6年ぶりの全国大会に。近藤基子顧問の指導で、昨夏から1、2年生全員で練習に励んできた。曲目はアルベニスの「セビーリャ」。「情熱的な曲で細かい音符が多く大変だった」(近藤顧問)が、メンバーは後輩を育ててきた3年生の温かい励ましに後押しされたという。

 近藤顧問は「大舞台を楽しみながら演奏してほしい」と期待し、寺崎部長も「1年間全国を目標に頑張ってきたのでとにかくうれしい。今度も結束して臨みたい」と意気込みを語る。

 函館のリコーダー・アンサンブル・グループ「フィオリ・ムジカーリ」の代表を務める宍戸さんは、重奏部門で出場した昨年に続き2回目の全国大会。今回は独奏で挑戦し、ファン・エイクの「天使のナイチンゲール」を披露した。鳥の鳴き声をイメージしながら夜遅くまで楽器と向き合い、見事金賞を受賞した。

 宍戸さんは「自分としては不満足な演奏だった」と振り返りながらも、「自分の演奏技術を高めるいい勉強になった。大舞台の緊張に負けないよう、自然体で臨みたい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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