10年函館空港、乗降客8年ぶり増加
update 2011/1/22 11:24
函館空港の2010年の乗降客数は、前年比5・2%増の158万2464人で、2002年以来8年ぶりに前年を上回った。新型インフルエンザの影響で前年大きく落ち込んだ反動に加え、国際線のソウル便や、夏季に増便した関西便が好調だった。JRA函館競馬場の改装や箱館奉行所のオープンなどもプラスに作用し、減少傾向が続いていた空の便に持ち直しの様子が見られた。
函館空港ビルデングによると、国内線は同4・6%増の150万1912人。中でも全日空の関西便が6〜9月に1日1往復から2往復に増便されたことから、同19・6%増と好調だった。主力の羽田便は全日空が同12・5%増、日本航空が同3・2%増だったが、エア・ドゥは同3・3%減となった。
道内路線では、北海道エアシステム(HAC)の丘珠便が、エアーニッポンネットワーク(A―net)の丘珠撤退によりビジネス需要を取り込み、同57・5%増の大幅に伸ばした。
国際線は定期便とチャーター便合わせて、同19・2%増の8万552人。唯一の定期路線であるソウル便が同5・5%増の4万371人と、06年6月の就航以来最高を記録し、搭乗率も過去最高の79・4%に達した。台湾などのチャーター便も同41・1%増の4万181人と高い伸びを示した。
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