韓国から修学旅行誘致 函館の観光関係者が高校校長招き案内
update 2011/1/20 16:57
函館と青森に韓国からの修学旅行生を誘致しようと、函館の観光関係者が韓国の高校の校長14人を招く取り組みを行っている。青函ともにソウルと定期航空路で結ばれる強みを生かし、韓国から修学旅行を誘致することで将来的な外国人観光客の増加につなげるのが狙い。一行は市内の観光地や高校を見学しながら担当者に熱心に質問し、函館への関心の高さをうかがわせた。
函館市など6団体でつくる海外観光客誘致促進協議会(事務局・市ブランド推進課)と道運輸局の連携事業として実施。九州や東京、大阪など修学旅行で人気の高い都市に対抗し、ボランティア活動や文化体験などを盛り込んだ青函周遊プランを提案しようと招いた。
一行は18日に函館入りし、函館山や五稜郭公園などの名所を視察。19日には函館中部高(小林雄司校長、生徒716人)を訪れ、茶道室やパソコンを使った英語授業を行う教室などを見学しながら、「生徒間の学力差はあるのか」「進路指導はどうしているのか」などと質問し、日本の学校への理解を深めた。
韓国水原外国語高校のキム・ヤンイク校長は「函館はきれいな街という印象。日本の高校はクラブ活動が盛んなことを知ることができた」と話していた。一行はこの日午後、フェリーで青森に向かった。
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