光iフレーム活用情報配信サービス来月1日から開始

update 2011/1/19 11:58


 函館市は18日、NTT東日本が開発した家庭向け情報端末「光iフレーム」を使った地域情報配信サービス「ハコダテ・コミュックス」を2月1日から開始すると発表した。本年度末までの実証実験で、モニターとして市民2000人を31日まで募集している。

 光iフレームはフォトフレーム型の端末で、インターネットの利用が苦手な人でも、タッチパネルで簡単に操作できるのが特徴。同端末を通じた自治体による情報発信は全国初の試みで、市は主催行事やごみ収集日、観光、防災などの各種情報を提供する。

 モニターには同端末を無償貸与し、応募は@市内に在住しているAアンケートに協力するB光回線を使ったインターネットが利用可能で、無線LAN環境を備えている―ことが条件。実験終了後も継続して使用できる。

 また、商業者はクーポンや電子チラシ、タイムセールなどの情報配信が可能で、情報提供する商店やテナントなども広く募集している。利用料は月額5000円から。

 18日は市の谷沢広副市長と、データ入力を行う「ジョルダン」(東京、佐藤俊和社長)が会見して利用を呼び掛けた。佐藤社長は「一家に1台端末があり、新しい形でいろいろな情報を得られる世界を築きたい」と述べ、1年以内に1―2万世帯に普及させたいとの目標を示した。市は3月中にモニター対象者にアンケート調査を行い、新年度以降の本格実施を検討する考えで、谷沢副市長は「継続して使ってもらえるよう、情報提供をしていきたい」としている。

 申し込みは本庁舎1階のiスペースと、市のホームページから入手できる専用の申込用紙に必要事項を記入の上、〒041―0821、函館市昭和3丁目29の50、ジョルダン函館事業所「ハコダテ・コミュックス事務局」へ申し込む。先着順で31日締め切り。問い合わせは同社TEL0138・45・2226または市経済企画課TEL0138・21・3316。

提供 - 函館新聞社


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