タラ漁最盛
update 2011/1/13 10:02
函館市恵山地区のタラ漁がたけなわだ。えさん漁協本所がある大澗漁港は連日、20トンを超える水揚げで活気づいている。昨年末は、しけで出漁機会が少なかっただけに「この調子で大漁が続いてもらえれば」と関係者は期待する。
約20隻が出漁する同本所では11日に21トン、12日も20トン以上の水揚げがあった。
漁は午前2、3時に恵山沖合へ出漁し、はえ縄を仕掛ける。夜明けに縄を上げ、多くの船が同10時から正午にかけて港へ戻る。
漁港岸壁では、家族らが総出で水揚げ作業に汗を流す。計量機で一匹ずつ重さを測り、氷を敷いた発泡スチロールに丁寧に箱詰めされる。
12日午後1時ごろに帰港した船は、日暮れ寸前まで吹雪の中、箱詰めに追われたが「寒さなんか気にしていられない。沖のほうがもっと風が強くて寒いよ」と漁師。
タラの漢字は「鱈」。その名の通り、厳冬期にかけて最盛期を迎え、鍋料理や刺し身、フライなどとして食卓を飾る。
提供 - 函館新聞社
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