冬の道南観光取材
update 2011/1/13 10:02
韓国人女性をターゲットに道南の冬の観光の魅力を発信してもらおうと、北海道運輸局などが招いた韓国の旅行雑誌の記者や30歳前後の「アラサー」世代の女性モデルらが11日から函館入りし、市内の観光スポットや食べ物、温泉などを取材、体験している。
国土交通省が地方の外国人観光客誘致を支援する地方連携事業の一環で、道運輸局とJR北海道の共催。今回は所得が高く、旅行意欲が旺盛な韓国の30代の女性に冬の広域観光をPRする狙いで、青森から函館、大沼を経由して道央を巡る5泊6日のツアーを企画した。
参加したのはいずれも女性で、韓国の海外旅行専門誌「トゥール・ド・モンド」誌(4万部発行)の記者とカメラマン各1人と、公募で選ばれたインターネット上に人気ブログ(日記風サイト)を開設している「ブロガー」の2人の計4人。
一行は12日に函館朝市や旧函館区公会堂、旧イギリス領事館などを回り、熱心に写真を撮ったり、海産物やスイーツを堪能したりした。ソウル在住のブロガー2人は初来函。自営業パク・チウンさん(31)は「日本よりはヨーロッパのような異国に来た印象。静かにゆっくりと散策できるのが楽しい」と語り、ウェブデザイナーのチョン・ヘキョンさん(29)は「海産物が韓国よりおいしい。街並みは家が小さくてかわいい」と話した。
一行は13日に大沼を観光し、ニセコや小樽、札幌を訪れて16日に帰国する。今回の取材は同誌の2月号で紹介されるという。
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