新春喜ぶ 華やか生け花
update 2011/1/13 10:01
第55回全函館華道展と第42回全函館新春茶会(函館華道連盟、函館市茶道連盟など主催)が12日、丸井今井函館店で始まった。新年や春を思わせる華やかな生け花作品が並び、季節の菓子とともに抹茶を楽しめる。17日まで。
華道展には、市内の8団体から約80人が参加。個人や合同で約60点を出品した。数人で取り組む合同作品は、特に大きく華やかで、色とりどりの花や飾りをふんだんに使い、新春の喜びを伝えている。
個人作品では、小野松静さん(日本華道院函館支部)はコットンツリーなど3種を四角い花器に生けた。植物と花器の白が、静かな空間を作り出していた。和賀紅草さん(草月会北海道支部函館会)は、アンスリウムを植物や人工物で鮮やかに装飾。縦のラインを強調した動きで、すっきりと仕上げた。
函館華道連盟の仲谷理燿副会長(古流かたばみ会北海道支部長)は「新春のおめでたい気持ちや春を待ち望む心を作品にしています。流派ごとに特徴があるので、この機会にぜひ見に来てほしい」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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