日本航空の大西社長来函 社員を激励
update 2011/1/10 12:02
会社更生手続き中の日本航空の大西賢社長(55)が9日、函館空港内の同社支店を訪れた。大西社長は社員を前に「一歩ずつ前進していくために、みなさんで手を取りあって頑張りましょう」と激励の言葉を送った。
大西社長は昨年の12月31日からこの日まで、国内10空港を回り、それぞれの運営状況を確認するとともに、大幅な人員削減の中で経営再建に向けて業務に邁進(まいしん)する社員への激励を行っている。
この日は釧路空港を訪れた後、夕方に函館空港入り。大西社長は社員に対し「函館―東京便は日航でもトップクラスの収益率だが、これもみなさんの頑張りのおかげ。今年も昨年の成績を上回ることができるように、それぞれがアイデアを出し合って前に進んでいきましょう」と訴え、社員一人ひとりとがっちりと握手を交わした。
大西社長は報道陣に対し、東京・築地市場での初競りで史上最高値を付け話題になった戸井産のマグロを例に出し「函館にはまだまだ埋もれている観光資源がたくさんある。行政や各業界と連携して、観光を通じて函館地域を活性化できるお手伝いに積極的に関わっていきたい」と述べた。
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