1年 安全・健康に…道南各地でどんど焼き

update 2011/1/8 13:27


 古いお札や正月のしめ飾りなどを燃やして無病息災を祈る「どんど焼き」が7日、函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)など、道南各地の神社で行われた。

 どんど焼きは、全国的には小正月の15日に行われる行事だが、道南では「松の内」の最終日となる7日に開かれるのが通例となっている。

 この日は厳しい冷え込みと断続的に雪が降るあいにくの天気の中、函館八幡宮には朝から大勢の市民らがしめ飾りやお守り、だるまなどを持ち寄った。

 ダイオキシンの発生を防ぐためビニールなどを外された飾り物は、金網に囲まれた「忌床(いみどこ)」の中に積まれ、神職が祝詞をあげ、氏子が玉串をささげた後、点火された。訪れた人たちは、大きく燃え上がった炎の前で手を合わせ煙を浴びるなどし、今年1年の家族の安全などを祈った。

 家族3人で訪れた函館市弥生町の谷口清さん(64)は「家族が無事でいられるように、心を込めて祈りました」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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