道南各自治体で仕事始め

update 2011/1/7 16:22


 道南の多くの自治体では6日、仕事始めとなった。職員らは年始のあいさつを交わすとともに、首長からの訓示を受け、新たな1年へ業務を開始した。

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 函館市役所では午前10時から8階大会議室で、西尾正範市長が管理職約300人にあいさつした。

 西尾市長は今年の話題として韓国高陽(コヤン)市との姉妹都市締結、秋にオープンする縄文文化交流センターなどを挙げ、「函館の街を支える同志としてみなさんの力を借りながら市民に喜ばれるまちづくりをしていきたい」と述べた。

 また、4年間の市政を振り返り、「函館国際水産・海洋都市構想の進展、未来大への医学部設置についての懇話会の実施まで前進した」とし、「人口の減少、市民の高齢化が進んでいるが、市民の安心・安全、地域の活力づくりと、次代を担う人材育成の3つを念頭に職務に励んでほしい」と訓示した。

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 【北斗】北斗市役所では午前8時45分から、高谷寿峰市長が大会議室に整列した職員約100人を前に訓示した。

 高谷市長は今年の課題として、公約の着実な推進、スポーツ合宿誘致の促進、北海道新幹線開業を見据えた企業誘致、観光開発などを挙げた。この中で、並行在来線問題に触れ、「新幹線開業の恩恵がある中で、並行在来線廃止という犠牲があってはならない。鉄路維持に情熱を掲げる1年にしたい」と述べた。

 地域主権社会を見据え、職員に対し、資質向上に努めてほしいとした上で、「自分の仕事の分野では市の代表者であり、責任者であるという気構えと意気込みを持って取り組んでほしい。多くの市民が臨むのは何でも知っているマルチ職員。他の係の仕事にも興味を持って、職員同士の交流を図る1年にしてほしい」と、職員を激励した。

提供 - 函館新聞社


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