「卯」元気に大空跳ねる、恒例の連凧揚げ
update 2011/1/6 10:49
函館市大町の緑の島で5日、新春恒例の連凧(れんだこ)揚げが行われ、干支(えと)にちなんだ作品が大空に舞った。強い潮風で、凧糸が切れる場面もあったが「このハプニングが面白い。それだけ元気がある証拠だ」と大勢の市民が楽しんだ。
函館市山の手の創作凧研究所「創作凧治工房」を主宰する梅谷利治さん(81)の「新春たこ揚げ」。新作の「夢月兎(ゆめげっと)」は、36枚組み。24年前と12年前の作品も持ち運び、“ウサギ”が大空で跳ねまわった。
作品は微風に合わせた設計で、「36作目にして初めて糸が切れた。でも、強い風でやるのはときめくね」と梅谷さん。梅谷さんを慕う仲間が安全の配慮や進行役を手伝った。子どもたちは、手づくりの作品で凧遊びをし、笑い声が響いていた。
祖父と参加した函館弥生小1年の長谷川暖乃(はるの)さん(7)は「糸がすごい力でびっくりした。空で泳ぐたこはきれいだった」と目を輝かせていた。梅谷さんの作品は、函館市地域交流まちづくりセンター(末広町4)で15日まで展示されている。
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